真岡市の建築屋の思うこと⑤~食の話 その5
みなさん、こんにちは。アル・ホームです。
今日は蕎麦田のブログをお届けします。
「食べ物」や「食」にまつわる話で連載中です。
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食い物の話 5
時々『食うことは大好き!』などと馬鹿なことを言うオネエチャンが時々テレビに
出てくるが、食うことが嫌いな人はいるはずはない。
料理なるものは自分も嫌いでない、しかし時に「苦痛」を感じる。
今年の春カミサンの親の調子が悪くなり約1ケ月家を空けた。
その間旨いかマズイカわからないが飯つくりをした。自分の料理にさほどの
レパ-トリ-がないことと、自分はほとんど四足は食わないが子供は肉食である。
それに時間のかかるものは面倒でもあり、子供はウマイと感じ食ったか、それとも
エサとして食ったか、なにも言いわないのでわからない。
嫌いではない料理ではあるが、日々の作業となると、意外とつらいと再認識をし、
カミサンの作った料理に対し文句を言うまいと誓ったが、あの程度の食い物で
デカイツラされてもと思いつつ食わせてもらっている。
初夏の時機、自分が住むこの栃木のこの田舎の地域では昔から
『チタケうどん、またはそば』などをつくり、それはゴチソウである。
(うどんのほうがベタ-)この地域は少し前までタバコ作りが盛んでその苗しろに枯葉
を使い、又田んぼの肥やしに山の枯葉と、一年溜めに溜めた雲古を使わなくなったため
であろう山の手入れをしなくなったためか、今ではほとんどとれなくなった。
(今、田んぼの肥やしは白い粒々で雲古は部落の浄化槽できれいにし、川に流す。
元は安くはない。実にもったいないことではないかと思うが)
きのこ名は『チチタケ』と言う。折ると白い乳がでる。そこで今この地域のきのことり
の好きな人は、福島、山形そして長野の方まで取りに行く。ただその味は他の地域の人
には必ずしも好評とはいえない。あくまでこの地域の人の食い物である。
↓↓↓ ちたけうどん ↓↓↓
作り方はいたって簡単、まず茄子ときのこを適当に切り、多めの油でいためる。
きのこのエキスが油とともに茄子にしみわたったら醤油、酒、水で多少煮込む、そこで
とりあえず冷蔵庫で一晩寝かせ翌日に、うどんにつけ、かけ食べるのである。
他人がどう思うと、どう言おうとこの地域の山で、川で取れたもので育った自分には
一品である。この汁にカツオダシを入れたものもあるがマズクはない。
がそれはババアニタンポン、ジジイニサックである。
又冬にこの地域の料理、シモツカレなるものがある。
鮭の塩ビキの残り物、頭、骨、尾等そのままでは食えないものを酢で柔らかくなるまで
煮込む、そこに大根おろし、サケカスをドバッとあと冬の野菜を入れ煮込む。これも
この地域での食い物で他の地域の人には必ずしも好評とは言えない。(今はゼイタクに
なり頭、骨など使わなくほとんどが鮭の身でつくる。)シモツカレは知り合いの食堂の
社長が時々作るので年1,2度食することは出来るが、『チタケうどん』はここ数年
味わっていない。頭に英単語、漢字は入れると同時に出て行くが、舌はなぜか昔のもの
まで忘れない力がある。夏のゼイタク、チタケうどんを今年は何とか食したいと、
今アッチコッチに連絡したが良い便りはまだない。
食うは好きとか嫌いとか言うものではない。腹に何も入っていなければ、動くことも、
考えることも、泥棒も夜起きて出かけることも無く、まして兵隊はイクサに行くことは
出来ない。食うことは気合を入れるための第一歩。他の何者にも勝るものである。
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※ちなみに・・・
文中の「ちたけうどん」は 真岡市の「ひもの屋Cafe&Bar」さん
にて食べられます!!!
ひもの屋Cafe&Bar
住所 栃木県真岡市荒町1095-19
営業時間 11:30~14:00(LO13:30)
18:00~23:00(LO22:30)
定休日 月曜日(終日) 日曜日の夜
ホームページ
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場所はこちら!!!
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