地価公示値上がり率が全国1位のまちがどこかご存知ですか??
みなさん、こんにちは。アル・ホームです。
今日はちょっと前にニュースになっていたことを話題に・・・
先月27日、国土交通省が「平成30年地価公示」を発表しました。
そもそも地価公示とは・・・
地価公示法という法律に基づいて、都市計画区域内外で設定された公示区域の
1月1日時点の正常な価格を調査・公表する制度を地価公示といいます。
この地価公示によって公表される価格を公示価格といいます。わかりやすく言えば、
公示価格とは国土交通省の土地鑑定委員会によって決められた標準地の1㎡当たりの
1月1日時点における価格のことです。
👆公示価格は、土地取引の指標!!
土地はそれぞれ、面積や形状、利用法が違います。また、多くの人はさまざまな
事情や動機のもと、土地取引をしています。そのため、土地取引ではその土地の
使用目的や取引をする人の事情などが絡み合って、価格が左右されがちです。
土地取引を行う際は、その土地を客観的に判断し、適正な価格を
求めるための指標が必要で、それが公示価格です。
そして・・・
平成30年地価公示、住宅地10年ぶり上昇
平成29年1月以降1年間の地価変動率は、住宅地が全国平均で0.3%(前年0.0%)
と10年ぶりに上昇。商業地は1.9%上昇(同1.4%上昇)と、3年連続の上昇。
住宅地は低金利環境の継続による需要の下支え効果もあって、
利便性の高い地域を中心に地価の回復が進展。商業地は、外国人観光客の増加等
による繁華性の向上を背景とした店舗・ホテル需要の高まり、オフィス空室率の
低下等による収益性の向上、金融緩和による良好な資金調達環境による投資家の
旺盛な不動産投資意欲により、総じて堅調に推移した。
とのことです。
さて、タイトルにしていましたが、今回、最も上昇した住宅地は・・・
札幌の市街地ではなく、札幌から車で約2時間(約100km)ほどに位置し、
秀麗な羊蹄山(ようていざん)を眺める北海道虻田郡倶知安町
(くっちゃんちょう)南3条東1丁目16番9の33.3%
上昇。商業地も、北海道虻田郡倶知安町南1条西1丁目40番1外で35.6%の上昇。
一体なぜ???
これは2030年をめざして北海道新幹線の延伸が予定されているからかと思いきや、
それが要因ではなく外国人のリゾート需要が大きく影響しているそうです。
もともと倶知安町は人口1万5000人くらいの小さな町。バケーションでスキーリゾート
に訪れたオーストラリア人がパウダースノーの雪質を気に入ったことがきっかけに、
次第に富裕層の間で人気に。倶知安町役場の統計資料によると外国人が住み始めたのは
2003年ごろからで、当時49世帯60人が住民登録をし、リーマンショックで少し落ちた
ものの、その後回復。2017年2月時点では1400世帯が住民登録を
しているそうです。町全体の世帯数が8973世帯であることから約15%が外国人世帯と
いう割合!!外国人観光客の増加に伴う店舗需要やリゾート施設従業員の宿舎需要が
高まっているほか、外国人別荘地としての需要も旺盛であることから、大幅に地価が
上昇したとのことです。
真岡市も外国人世帯が多いまちです。リゾート需要・・・とはなるのは難しいかも
しれませんが、いろいろな意味で勉強になったニュースでした。
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