真岡市の建築屋の話②~家を造る
みなさん、こんにちは。アル・ホームです。
平昌オリンピック 開催中ですね~
そして、昨日は日本勢がメダル獲得!!
男子モーグル フリーススタイルスキー 原選手 銅メダル
ジャンプ女子 高梨選手 銅メダル
スピードスケート女子1500m 高木選手 銀メダル
おめでとうございます!!!!!!!!!!
まだまだ、競技は続くので、しばらく画面の前で応援の日々ですね(^^)
がんばれニッポン!!!!
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さて、今日は蕎麦田のブログです。
前回の記事はこちら↓↓↓
建築屋の無駄な一言 (その2)
家を造る。このことは日本では一生の大事業のように扱われているが、
アメリカなどでは家族体系が変わる、又、年齢的に、のようなことで容易に住まいを
換えるようである。(人種の問題もなきにしもあらず)そして、日本ではそれは多くは
見られない。理由は、換えることを 法、その他理由によりそのことを難しくしている
からであろう。つまり日本では新築住宅が高すぎ。中古住宅が安すぎるのである。
そこでの買い替えはロ-ンの差額により難しく、又、日本人は家を建てた場合、一生
そこで過ごすという観念があるのでは。このことは米を作っている民俗か、牛肉を
食っている民俗かでの考えの違いがあるかもしれない。
住宅新築を計画する、そこには、場所、予算、あとは色々で、とりあえず間取りの話を
進める。皆いつかは年をとり、子供は数年、数十年先はその家に居るか居ないか、
わからないわけではあるが、しかし家は基本的には変わらない。家の形は造った時と
同じよう存在する。生きているものは必ず変化していく。又、家もそれなりに劣化して
ゆき、新築の時ようにいつまでもきれいなわけではない。
そこで私個人は、約15年~20年で、内部、外部、の補修、水廻りは 流し台、洗面台、
浴室等は補修ができないので交換を考えておくようにと思う。であるから高価なものを
セットするのではなく、長期消耗品として考えておいほうが良いかも、と。又、子供の
部屋はキッチリ造るのではなく、ベニヤで仕切った程度でも間に合う。2人の子供が
3人になる可能性も、1人になる可能性も無いわけではない。子供にプライベ-トなどと
言うものは存在しない。ある時間がたち子供が独立し場合はそこをオ-プンにし、他の
使用目的に換えられるようにしておくことのほうがベタ-ではないか・・・
でなことを一応話している。その他に、家相を気にする人が時々いるが、そのことも
説明をし、仏壇があれば宗派を聴きその設置場所も考慮にいれ、そんなこんなで、住宅
を建てる計画を持っている人に話をしてきたつもりではあるが、今までの顧客は
やっていないようで、やっているようで・・・。
造った家、又設計士の図面等を見ていると、ただ見た目ばかりを気に掛け、間栄え
ばかりをよく見せようとしている意図が見える。対面キッチンなるものは必ずしも使い
勝手が良い場合ばかりではなく、スペ-スも多くとる。味噌汁ひとつ作ることが
出来ない人がダイニングを描いて、良いもが出来るのであろうか。
建築に係わる人は建築に関する知識をもっていて当たり前ではあるが、人はどう生活し
どう変化していくのかも考慮し、物造りに携わっていかなければならない。
『庭木・花』のこと、『料理』、『宗教』、『不動産』、『税金』、他 無駄と
思われるような知識を沢山持っていることが必要な商売ではあるが、それらを感じる
ことのできる『設計士』には、まだ会ってはいない。(設計士に対する偏見があるのか・・・)
と一言言う私個人、十分な知識を満たしているかといえば、学歴もなく、かといって
いい加減な勉強しかしていなく、本もタイシテ読んでいるわけでもないが、30数年
この商売をして食ってきた。
人は知らなければ済んでしまうことも多々あり、人は慣れるという能力をもちあわせて
いるこのことが、私個人を助けてきたのことは間違いない。
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