ラオスってどんなところなんだろう。栃木県真岡市の建築屋の旅記録。
みなさま、こんにちは。栃木県も梅雨明けしました!
夏ですね~。さて、本日は蕎麦田の旅話です。ラオスに行ったそうです。
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旅の話その1
年に1,2度 旅に行く。アジアである。そこでの国の空気は重い。
かき分け進む感じがする。また独特の香りがある。「香り」では感じがよすぎる、
「臭いがある」といったほうがしっくりくる。
東南アジアの国はほぼ足を入れた。だがまだ足を入れていない国にラオスが
あった。今年6月ビエンチャンに行った。
夜間フライトだったので夜景を眺めたが暗かった。私の現住所地である真岡よりも暗く
感じ、益子の街を広くしたような、とでもいおうか。
その国の電気は水力発電のみで、南の忙しい国にそれを売ることにより、外貨を稼いで
いる。自国に余分な電気はない。
日本の本州程度の大きさの国に東京の約半分650万人程度の人が、メコンの恵みを
受けながら暮らし、又恵みを受けない方法を持って暮らしている。
朝、街の散策に出かけた。他のアジアの国よりもゴミが少ない感じがした。
街のよごれと人のよごれは比例する。リヤカ-でお菓子、ジュ-スを売っている
オバチャンはいくばくかの釣銭をきっちりくれる。
街のおじさんも余計な銭を取ろうとする気配はない。
東の南北に長い国、南のそれらしく発展した国では他から来た人から少しでも多くの
銭をせびろうと、日夜努力している人達がたくさんいることを感じるが、ここでは
それがない。静かである。
この静かな国に北の大国の人が多少の銭をちらつかせ、畑を借りバナナの木を植え
薬を撒き散らし、畑を畑でなくしていると、そんじょそこらの山に穴を開け、そこから
出てくるものを北の大国にセッセとはこんでいると、北の大国の人にとって他の人の
幸福を考えることはタブ-である。人の顔が印刷された紙を集めることに専念する。
銭は魔物である。もらう時も、使う時も気をつけなければならない。
たいして観るものもない。そこで食べたいものも特にない。
しかしまた遠からずの日に、その静かな街に行ってみたい。
オバチャンが変わらないことを祈り。
(撮影:蕎麦田)
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