栃木県真岡市の建築屋の旅記録~インド②
こんにちは。
シリーズになっております蕎麦田の旅記録。今回は前回に引き続きインドです。
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旅の話その3
又インドである。
この国の話しはつきない。デリ-からヴィナレスは飛行機での移動であったが、
デリ-からアグラへは車に乗った。
人々が近くに見える。何をしているかが見える。死ぬまでに一度拝んでおきたい
『タ-ジ・マハル』がアグラの街にある。
街が近くなる、脳が溶け始める。18年前漢字の国に行った。そこでは脳はしびれていた
がここは違う。とけてしまう。ひたすら続くゴミ、そして ゴミ。
ビニール 紙 ペットボトル 多分死んだ猫 犬 何でもある。
道路という道路の両サイドにそれがひたすら続く。
しびれる国ではよく平気でいられるネの感じでみたが、ここではレベルが違う。
よく生きているネと、信じられない光景が目の前に続く。
『タ-ジ・マハル』 そこはその建物の環境を守るため、廻り数百メ-トル前から人、
車の出入りが規制されている。そこに入るためには電気の車に乗り換えることが必要で
ある。車を降り赤い東門をくぐる。そして又赤い正門を抜ける。
(門は赤砂岩でできている)すると突然に異空間が現れる。
そこはこれを網膜に焼き付けた人だけが感じることができる特別な空間である。
しかしその空間は特別なものではない。ただの廟、墓を祭っただけのものでもある。
江戸幕府が落ち着いた頃出来上がった。22年かけた。これを造ることにより、国が傾い
たという。つまらない支配者のため年貢を納める方もそれをせびり取る方も、苦労が
あったのではないか。つまらない私個人意味のないことを考える。
一国が国として成り立つのは1億人程度が限界と本で読んだ。ヨ-ロッパには1億人を
超える国はない。アメリカは合衆国の形をとっている。日本は限界である。西の漢字の
国は10億をかるく超え何人いるかわからない。そこでは国の成り立ちが難しい。
今一党独裁制をとり自由を規制している。規制に文句をつけた劉さんは、メダルを
もらいにいけず、病院にもいかせてもらえず死んだ。
そしてこの国はどう行くのであろうか。国として成り立つことができる10倍の人が
暮らしている。ただここの空気を吸い込んだ一人として思う。ここでは並みの気構え、
並みの根性では置いていかれてしまう。生きぬく覚悟をしなければならないと。
新たな覚悟を決め再度行かなければならない。
死ぬまでに拝まなければならない場所はまだある。
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